将来を考えた独立思考
年齢が50歳になり、定年退職まであと10年と考えたとき、一度きりの人生このままで良いのかという気持ちが湧いてきました。
ちょうどこの時期に、人生に対する考え方や思考について学ぶ機会があり、自分の人生をじっくりと考えてみました。
また著名な人物のお話を聴き、自分に問いかけられているような衝撃を受けると同時に涙が出てきました。この涙は、これまでの自分に対するものなのか、これからの自分に対するものなのか、それとも両方なのかわかりませんが、とにかく自分にとって衝撃を受けました。
「今動かないと後悔する」と思いました。これまで32年間公務員生活を送ってきた私としては、おそらくあと10年公務員生活を続けるのは問題なく出来ると思いますが、残りの人生を考えたとき、私は税理士として独立することを決意しました。
目標となる人ができたこと
私はこれまで国税の職場において、相続税の調査を主としてやってきました。
税理士をするのであれば、相続税を主体としてやっていきたいなと漠然と思っていた時、メディアで「相続税だけを極める」と決めた税理士集団がいることを知りました。
その先生のわかりやすい話し方や立ち振る舞いなどを見て、純粋にすごいと憧れを持つと同時にこの人のようになりたいと思いました。
目標になる人物ができたこと、また、相続を専門とする税理士が少ないことも独立を決めた要因の一つでもあります。
家族の理解と娘の独立
税理士として独立するにあたり、妻へ相談したところ、これまでの経験を活かせるのであれば応援しますと背中を押してもらえたこと、また大学4年生の娘が合唱団を作って個人事業主となり、頑張っている姿を見て、私も頑張ろうと思いました。
このような要因が重なり合い、そして自分の人生を振り返った時、一度きりの人生を後悔しないよう、次のステージに進むことを決意しました。
この決意を胸に、これから皆様とお会いして、お役に立てるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!
ちなみに、この投稿の赤い「誠」落款(サイン)も子供たちと一緒にアイデアを出し合いながら作成しました。